皆様こんにちは!自らの敏感肌の経験から美容提案をしています。美容師の@hirokoです
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現在、私はヘナ・ノンジアミンカラー・低アルカリカラー等
- アレルギーや敏感肌の方でもカラーできる
- ダメージを最小限で施術ができる
そんな美容室で美容師をしています。
長年美容師をしていて感じいること。それは
髪やお肌は正しいケアをすればしっかり答えてくれる!
お客様の中には、
- 私は痛みやすいから
- どうしようもないから
- どうせやっても無駄だから
と、諦めている方も多くいらっしゃいます。
ですが、基本的な知識を持ってしっかりケアをすれば必ず変化は感じられます。
皆様、白髪染めや縮毛矯正等をされているお客様たち。美髪を保ってくださっています。
難しいことは無しにして、サロンワークでもお伝えしている基本的な考えをお伝えしていこうと思います。
正しい髪のケアとは?
世の中にはいろんな情報が溢れていて、特に美容に関してはあれがいいこれがいいと毎日のように新しいものが出てきますよね。
ですが、基本的な髪の知識が無いまま扱うと、どんなに良いものを使っていても効果が出なかったり、半減したりしてしまいます。
20年以上髪に携わって得た知識をご提供させてください
大事なのはいかに痛ませないか!
基本的に傷んだ髪は治りません。(諸説有りですが……)
- キューティクルの様な物を再構築させる
- 痛む前の状態の様に髪の中身を詰めて逃さない
そう言った新しい技術も出てきましたが、お肌の様に自然治癒力を持ってして勝手に治る物ではありません。
美髪を目指すためにはまずは
いかに痛ませないか!!がめっちゃ大事!!
これ美容師やっててめっちゃ思う
- 収まりの良いカット
- 綺麗なパーマ
- カラーの発色や色もち
これらも髪が傷んでいるか傷んでいないかで仕上がりに大きな差が出ます
髪は天然繊維
皆さんに覚えていて欲しい1番のポイントは、
髪の毛は動物性天然繊維なので痛みやすいということ
そうなんです。髪って自分から生えているので気づきにくいですが
- ウール
- シルク
- カシミア
等と同じような、生き物から生えている天然繊維です。
お家の一番大事なおしゃれ着と同じくらい大事に扱って欲しいんです。
大事なのセーターを
- 適当な強い洗剤で洗ったり(安いシャンプーで洗う)
- 高温になる乾燥機にかけたり(高温ドライヤー・アイロンを使う)
- 漂白したり(ブリーチ力のあるカラー)
したらどうでしょう??
とたんにくちゃくちゃになりますよね
ヘアケアの第一歩は痛ませる原因を知って痛ませない様にしましょう
髪のダメージの原因を知ろう
ヘアケアをする上でダメージをさせないことというのはご理解いただけたでしょうか?
ではお家でできるダメージの軽減は一体どんなものがあるのでしょう。
- 雑な扱い
- 粗悪なシャンプー
- 熱乾燥
基本的にはこの3つが大きな要因となっております。
髪ダメージ① 雑に扱わない!
髪にとって刺激になる扱いとは
- ブラッシング
- タオルドライ
など、直接髪に触れている時の扱い方で変わります。
ブラッシング
ブラッシングは、目が荒くクッション性のあるものがいいです。
昔は豚毛、猪毛がいいと言われていましたが、動物の毛にもキューティクルがあります。
動物毛ブラシはキューティクル同士が引っかかって剥がれてしまう恐れがあるので、あまりお勧めしません。
ちなみに髪の毛は、挟む方向からの刺激にはとても強いですが、引っ張る方向の刺激には極端に弱いんです。
毛先が絡まっている場合は、優しく絡まりを解いてから全体のブラッシングに移ってください。
タオルドライ
お風呂から上がってタオルで拭く場合も優しく挟む様に水分を吸い取ってください。
挟んで擦ってはいけません。キューティクルが剥がれてしまいます。
髪に触れる時は擦らず、引っ張らず優しく扱いましょう
髪ダメージ② 粗悪なシャンプー
皆様、美容室で一度はシャンプーの購入をお勧めされたことはあるんではないでしょうか?
その度に
ちょっとうっとおしいな・・・
私は家でめっちゃ良いトリートメント使ってるから大丈夫
なんて思っている方も多いと思います。
美容師がシャンプーをお勧めしたい理由は
- 売り上げ上げたいから?
まあ、商売ですのでそれも無しではないですがw
何よりも
シャンプーにはダメージの原因になる可能性があるから
なんです。
どんなに良いトリートメントをしても、どんなに優しく施術をしてもご自宅の毎日のシャンプーで痛んでしまっては意味がありません。
さらに粗悪なシャンプーには髪だけでなく
- 頭皮
- 背中
- 顔
など皮膚にも悪い影響が出ることが多いんです。
長くなりますので詳しく知りたい方は是非こちらもご覧ください。
↓
ちなみに私がお勧めするシャンプーはこちらです
正しいシャンプー方法
良いシャンプーが大事な理由が分かれば今度はその使い方です。
皆さん、美容室でしてもらうゴシゴシ強めのシャンプーって気持ちいいですよね?
あれお家でもやってませんか??
それ、だめなんです。
頭皮ももちろん皮膚の一部。あまりにゴシゴシと強い力で洗うと
- 傷がついたり
- 頭皮の毛細血管が切れたり
- 弛んだり
いいことはありません。
もちろん美容室ではカラー剤が付いていることもあるので臨機応変に強くすることはありますが、お家で毎日するのはNGです。
エステサロンの洗顔でゴシゴシ洗われたり、『痒いとことはないですか?』なんて聞かれたりしないですもんね。
泡立てるが苦手な方は私が実際にやっている誰でもしっかり泡立つ正しいシャンプー方法の記事もご覧ください。
髪ダメージ③ 熱×乾燥
髪の最大の敵は
熱と乾燥
です。先程お伝えした通り髪は動物性の天然繊維。主にタンパク質からできています。
よくある例では卵。
この様にタンパク質は加える熱が高ければ高いほど硬くなっていきます。
これをタンパク変性と言います。
ここで想像して欲しいのが
- 乾いたフライパンで焼いた目玉焼き
- たっぷりの水を注いだプライパンで焼いた目玉焼き(もはやゆで卵)
どっちも同じ様に白身も黄身も固まりますが、水分がないフライパンの卵焼きはカリカリに焦げてしまいます。
つまり、水分がしっかりキープされていると必要以上に高温になりにくい
ということです。
熱だけでなく
熱×乾燥
というのが掛け算式にダメージが増長していくことを覚えておいてください!
その原理を利用しているのが近頃で回っているイオンドライヤーです。
イオンの力で水分がイオン化されて、水分を補給しながら乾かしてくれます。
詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
私が現在愛用している、復元ドライヤーProの感想記事です。
復元ドライヤーは、低温×イオンでダメージの原因を全てカットしてくれる画期的なドライヤーです。
まとめ
髪はとっても痛みやすい。
ですが、正しいケア方法を理解して毎日の扱いを少し気をつけるだけでどんどん髪は変わってくれます。
- 雑な扱い
- 粗悪なシャンプー
- 熱×乾燥
以上の点に気をつけて、髪に優しくしてあげてくださいね!
お家でのケアが完璧でもなかなか髪が良くならない場合は、ヘアサロンの施術のダメージが大きい可能性があります。
正直なところ一番のダメージの原因はサロンのカラー・パーマの薬剤施術です。
しっかりとダメージコントロールできるヘアサロン出ないとどんなにおうちで頑張っても結果は出ません。
こちらは実際の私のサロンのお客様です。
・正しいホームケア
・サロンでのダメージコントロール
これがしっかりできると髪はきちんとこたえてくれます。
信頼できるヘアサロン様と二人三脚で美髪を手に入れましょう!