皆様こんにちは!自らの敏感肌の経験から美容提案をしています。美容師の@hirokoです。
私は現在プチ湯シャン中です。完全に湯シャンに移行しようと思えばできるくらいにまではなりましたが、あえて必要に応じてシャンプーを使用しています。
湯シャン成功への道は、はじめ方や移行までの道のりが大切。
私が移行して行った方法や、現在のシャンプーの使い方などをご紹介します。
「明日からシャンプーやめてみよう!」では決して成功しないので是非参考にしてチャレンジしてみてください。
湯シャン自体をご存じない方はこちらをまずご覧ください。
湯シャンに向かない方は無理しない
大前提として全ての人に湯シャンをお勧めするつもりはありません。以下の方は環境に合わせてシャンプーをお使いください。
- 化学の整髪料をしっかりつける方
- お仕事環境などで汚れやすい方
- お仕事環境等でできるだけ無菌状態にいた方がいい方
- 頭皮に対して皮膚科で治療中の方
湯シャンで落ちるのは文字通りお湯で落ちる汚れのみです。ハードスプレー・ジェル・ワックス等をお使いの方や、日中外でのお仕事の方等はシャンプーの使用をお勧めします。
シャンプーでの洗浄は、感染症対策には必要なものです。医療関係者や高齢者と接する機会の多い方は環境に合わせてシャンプーを使用してください。
皮膚科での治療中の方は担当医の指示にシャンプーの使用をご相談ください。
長期的にチャレンジしてみよう!
湯シャンへの移行にはかなりの時間がかかると思っていてください。
湯シャンのメカニズムは
- 毎日シャンプーで油分を取る
- 頭皮が油分を必要と感じ、より分泌する
- 油分を感じてさらに洗う
これによって出来上がった油分の過剰分泌を「シャンプーの回数を減らすことで正常に戻しましょう。」というもの。
生まれてから何年間シャンプーを続けているでしょうか。それに合わせて頭皮はどんどん油分を作り続けています。
1〜2週間シャンプーを使わなかったからと言ってすぐに正常に戻るわけではありません。
少なくとも半年くらいは様子を見ながら続けられることをお勧めします。
湯シャンのはじめ方①まずは1日置きに
まずは、シャンプーを1日置きにしてください。
- シャンプーする日
- お湯で流すだけの日
これを繰り返すのですが、お湯だけの日にトリートメントはして下さい。
湯シャンになれていない髪は、お湯で流すだけだと質感が良くありません。トリートメントをすることで滑らかになり、不快感がかなり減ってくれます。
最初はどうしても頭皮臭は出てしまいます。お休みの日や人に会わない日を選んでチャレンジしてください。
髪の長い方はくくると分かりにくくなりますよ
湯シャンのはじめ方②少しずつ増やす
1日置きだったシャンプーを2日置き、3日置きと少しづつ増やしてみてください。
「ちょっとしんどいな」と思ったタイミングでは無理して増やさずにペースをキープ。
そうしながら少しづつ半年くらいかけてシャンプーの日を減らして頭皮を慣らしていくのです。
湯シャンのはじめ方③毛先だけシャンプー
湯シャンを続けていると頭皮は段々慣れてきたけど、今日は髪を洗いたい!そんなタイミングが出てくるかと思います。
- スタイリング剤をつけた日
- 1日外にいた日
- 湯シャンばかりだと髪がキシキシしてきた
そんな時は髪の毛だけにシャンプーをつけて洗ってもOK。
特にロングヘアの方は髪が知らないうちに髪が色んなものに触れている可能性があります。毛先に軽くシャンプーを揉み込んで流せばある程度の汚れは落ちてくれます。
私がフル湯シャンにしない理由
シャンプーの量をかなり減らしてから数年経とうとしていますので、完全にやめても自身の不快感は我慢できる範囲です。
ですが、あえてたまにシャンプーを使う方法をとっています。
①湯シャンのペースは肌質に合わせて
私は元々かなりの油分肌。かなり時間をかけて頭皮を慣らしてきましたが、油分が無くなるわけではないので次第に僅かの頭皮臭は出てきます。
そんな時は我慢せずにシャンプーをしています。
油分の多さは人それぞれ。必要以上の油分が残ったまま酸化してしまうと、頭皮環境の悪化を招きます。ご自身に合ったシャンプーのペースを見つけましょう。
乾燥肌でショートヘアの方は湯シャンに向いています!
②仕事柄シャンプーが好き
やはり美容師という仕事柄シャンプーの必要性も理解していますし、新しいシャンプーが出たら試したいし、シャンプーの作業も苦じゃない。
たまにリラクゼーションの意味も込めてその時お気に入りのシャンプーを使っています。
まとめ
湯シャンを始めるポイントは、
- 少しずつ時間をかけて1日ずつ湯シャン日を増やしていく
- 湯シャンの日はトリートメントを使って不快感を減らす
- 自身の肌質に合わせて湯シャンのペースを作る
このように少しずつお肌を慣らしていけば湯シャンも怖くない!
私が考える湯シャンはあくまでシャンプー=悪では無くて
肌質に合わせて「シャンプーをし過ぎないようにしよう。」という考え。
自分に合わせたシャンプーのペースを見つけて下さい!